最新オークション・ニュース/全カタログ

2017年 後期シーズン

ボンハムズ&バターフィールズ ワインオークション
12月 7日(木曜日)
開催及びワイン発送地:  サンフランシスコ
バイヤーズプレミアム:  20%
クレジットカード:  VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス
カタログ目次
カタログ 
  
  
クリスティーズ ワインオークション
12月 8日(金曜日)&9日(土曜日)
開催及びワイン発送地:  ニューヨーク
バイヤーズプレミアム:  22.5%
クレジットカード:  VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス
カタログ目次
カタログ1(8日出品分 ロット1~260)
カタログ2(9日出品分 ロット300~1175)
 
  
  
アッカーメラル ワインオークション
12月10日(日曜日)
開催及びワイン発送地:  ニューヨーク
バイヤーズプレミアム:  23.5%
クレジットカード:  VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス
カタログ目次
カタログ
  
  
アッカーメラル ワインオークション
12月13日(水曜日)
開催及びワイン発送地:  ニューヨーク
バイヤーズプレミアム:  23.5%
クレジットカード:  VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス
カタログ目次
カタログ
  
  
ハート・ディヴィス&ハート ワインオークション
12月14日(木曜日)&15日(金曜日)&16日(土曜日)
開催及びワイン発送地:  シカゴ
バイヤーズプレミアム:  19.5%
クレジットカード:  VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス
カタログ目次
カタログ1(14日出品分 ロット 1~1229)
カタログ2(15日出品分 ロット 1230~2457)
カタログ3(16日出品分 ロット 2458~3685)
  
  
  
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ワインなんでもQ & A -「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とは?

ワインなんでもQ & A -「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とは?

Q: よくワインのラベルにヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes)と書いてあるものを見かけますが、これはどういう意味ですか? 例えば同じ作り手のワインでもヴィエイユ・ヴィーニュとそうでないものがあります。値段もヴィエイユ・ヴィーニュの方が高いように思うのですが・・

A: ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes = 欧米ではV.V.と略されることもあります)とはフランス語で「樹齢の高いぶどうの木」を意味し、英語ではOld Vineといいます。一般的に古木から採れたぶどうから造られたワインは、そうでないものよりもクォリティーが高いと言われています。ぶどうというのは長寿の植物で、大体120年くらいは生きるとされていますが、樹齢を重ねるごとに(20年目あたりから)木に成る果実の量が減少しはじめます。少ない果実や葉は十分に太陽の光を受けることが出来、また土の中のミネラルなどの栄養分も、ひとつひとつの果実に行きわたりますので、若木に比べてクォリティーの高いぶどうが出来ると言われているわけですが、現代のぶどう栽培では、若木に対しても刈り込み、剪定などを積極的に行いますし、実際にそれ程大きな違いがあるかどうかについては意見の分かれるところだと思います。

Vieille Vignesのラベル表記に関しては、フランスでは大体30-40年以上の樹齢のものを指しますが、実際その樹齢が古木と呼ぶにふさわしいかどうか、生産者によって随分意見が異なります。またフランスをはじめ他の国においても「古木」に関して特にこれと言った明確な表記基準はなく、場合によっては商業上の目的だけで使われることも少なくありません。しかしながら、ブルゴーニュやシャンパーニュをはじめ特にフランスの一流ワイン生産者の間では、古木に対して強いこだわりを持つところも多く(例を挙げればComte Georges de VogueDomaine PonsotGeorges RoumierJoseph Roty、シャンパーニュではBoillinger等々)、古木のぶどうから非常にクォリティーの高いワインが造られていることも事実です。

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ワインなんでもQ & A – 「ブショネ」のワインと「酸化した」ワインの違い

ワインなんでもQ & A

Q:「ブショネ」のワインと「酸化した」ワインの違いって、何ですか??

A: この違いが分からないという方、意外に多いですね。実際、ワインの知識がある方でもなかなか説明することが難しい質問でもあります。

ブショネ(Bouchonne-語源はフランス語のBouchon=コルクなど瓶口を塞ぐ栓から来ています)とは、「バクテリアに汚染された状態のワイン」のことを指し、通常コルクの汚染が原因とされています。(ワインの熟成段階で使用する木樽が原因となる場合もあるようです)。コルクというのは自然の植物ですので、そこには目に見えない菌が存在しており、その中に悪性の菌が存在していた場合、ボトル内である種の化学変化が起こりワインの質を変えてしまうのです。2003年現在、フランスワインの全生産量の5~8%、また全世界のワイン生産量の3~7%がブショネであると言われています。1980年代からこのコルクに関する問題は何度となく取り上げられてきましたが、現在では、カリフォルニアやオーストラリアなど新世界を中心にスクリュー・キャップ、王冠キャップ、プラスチック製コルクなどを使用するワイナリーが増えており、それに伴いブショネの問題は減少しつつあります。ちなみに英語ではCorkedCorkie、またはCorked Wineなどと言いますが、そのせいかグラスに注がれたワインの中に「コルクのカスが浮かんでいる状態」のことだと勘違いしている人もいるそうです。それはワインの状態の問題ではなく、ウェイターやソムリエの開栓技術の問題ですので、くれぐれもお間違いのないように。

ブショネのワインと一口に言っても、汚染の度合いには差があり、「ほんの少しコルクっぽい臭いが気になる」程度から「こりゃ駄目だ」の段階まで様々です。普段からワインを飲み慣れている方なら、臭いを嗅いだだけですぐにわかると思いますが、飲みなれていない人はこのブショネに気が付かず、そのまま飲んでしまうことも多々あるようです(ちなみに飲んでしまっても人体には特に害はないと言われています。)。また、一瞬「ブショネかな?」 と思っても、実はそうではないという紛らわしいケースもありますので、その見分け方のコツをお教えしましょう。

まず、ブショネのワインとはどんな臭いがするのか。ワインの教科書などでは「カビ臭い」と書かれています。「コルクが腐った臭い」とも言われますが、もっと身近な例を挙げると「雑巾を陰干しした感じ」がぴったりするような気がします。とにかく何とも言えない嫌な臭いがします。ただ、そこまではっきりわかるのは重症の場合で、「そこまでひどくはないけど、ワインにコルクの臭いが付いている気がする、これってブショネ?」と、はっきり断言できないような場合は、まずグラスに注がれたワインを2分程そのままにしておいて下さい。そして何度かグラスを回しワインに空気を含ませます。その後更に1、2分待ってから再びワインの香りを確認して下さい。ブショネのワインであれば、5分前よりも更に臭いが悪化しているはずです(汚染されたワインは空気に触れて時間が経てば経つほど悪臭が強くなります)。また、逆に開栓直後に気になっていたコルク臭がきれいに飛んでしまい、5~10分後には全く問題なく健康な香りを発するという「ダマシ」のケースもありますので、その場合はブショネではなかったのだと判断してそのまま飲まれても問題ないと思います。そのどちらとも言えない場合は、軽度のブショネ、またはブショネでなくともワインに何らかの劣化が生じている可能性が考えられます。

一方「酸化」とは、酸素または高温に長時間さらされたことなどにより、ワインから「果実味などの新鮮な風味が失われた状態」のことを言います。保管または輸送段階における問題が原因となることが多く、例えばコルクの緩みなどにより、隙間からボトル内に酸素が入り込むなどした場合、または何らかの理由でワインが高温にさらされてしまった場合などが酸化の主な原因となります。英語ではOxidized、またはMaderizedと表現されますが、その言葉通り、一般的に酸化したワインからはシェリー臭、マディラ臭と言われるものが感じられるのが特徴です。シェリーやマディラに馴染みの薄い方は、例えば、残り物の煮物を想像してみて下さい。鍋一杯に煮物を作った時など、食べきれない分が鍋に2、3日残ったりします。はじめのうちはかつおだしや野菜や肉などの美味しそうな香りがするわけですが、加熱や蓋の開け閉めを繰り返したりしている間に、3日目くらいにはすっかり「煮臭く」なってしまったことはありませんか?勿論ワインの風味とは違うものですが、本来あるべく美味しそうな香りや味が、疲れて褪せてしまった感じとイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

スペインやポルトガルでは、シェリーやマディラのような酒精強化されたワインの醸造段階などで、意図的にワインを長時間酸素や高温に触れさせる方法をとります。そのように酒精強化されたワインは保存がしやすく、また海外などへの長期輸送にも耐えられる為、何世紀も前からその方法が取られてきたわけですが、スティルワインの醸造においては、新鮮な果実味が重要視される為、出来るだけ酸素に触れさせず、また醸造時の温度も厳しくコントロールされるのが一般的です。

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オークションで注目の“あの”ワイン コレクション・ドゥ・ドクター・バロレ (Collection du Dr. Barolet)

 

オークションで注目の“あの”ワイン 

コレクション・ドゥ・ドクター・バロレ (Collection du Dr. Barolet) 

過去10年間の間にいただいたワインの個別銘柄に関するお問い合わせの中で、特に多いのがこのワインに関する質問でした。今ではオークションの花形銘柄として世界中のコレクターの間で話題になるこのワインですが、意外にもその歴史や詳細については殆ど知られていません。特に日本では事実と異なるかなりいい加減なエピソードが実しやかに語られたりしていて、本当のところどうなんですか? というような質問も結構ありました(笑)。元々特殊な手段で流通したワインですし、欧米で出版されているワイン書などを探しても、その情報は皆無、または箇条書き程度にしか書かれていませんから、このワインに関する詳しい知識を持つ人が殆どいないというのも仕方のないことかも知れません。そこで今回はこのバロレワインの歴史、Collection du Dr. Baroletというブランドの由来などについて出来るだけ詳細をお伝えしたいと思います。尚、今回の記事を書くにあたり、このワインの名付け親のひとりであり、私の友人でもあるマイケル・ブロードベント氏からは1969年当時の貴重な資料を提供していただき、また詳細に関する部分では、丁寧に電話で補足していただきましたことを心よりお礼申し上げます。

ドクター・アルバート・バロレ(Dr. Albert Barolet) は1898年フランスのボーヌに生まれ、青年時代は医学の道に進み医師としての経験を積んでいました。若い頃よりワインに特別な関心を持ち、彼のワイン知識や鑑定能力は彼が医師をしていた頃から定評がありました。バロレ家のワインビジネスは父 アーサー・バロレ(Arthur Barolet) によって20世紀始め頃に創業されましたが、アルバートが医師としてのキャリアを棄てワインビジネスに加わった後は、更にその非凡な能力を生かし、独特のスタイルでビジネスを展開することになります。エキセントリックな人物(変人?)として知られ、1969年に71歳で死去するまで生涯独身、子供もいませんでした。

個々のブドウ農家から厳選したワインを直接樽で買い付け、ドクターの指示の下、Elevage、ボトル詰め、セラー熟成されたワインは、メーリングリストの顧客に売られました。バロレワインの顧客の中心は、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイスなどの個人顧客で、その多くは医師や弁護士など、医師時代のコネを使って独自に開拓した知的専門職の人たちでした。メーリングリストにはかなりの数の個人顧客が登録されていましたが、その全てがドクターの味覚や彼が作るワインの品質に大きな信頼を寄せており、すべてをドクターに一任していたようです。独自のマーケティング方法で流通したワインは、当時から「知る人ぞ知る銘醸ワイン」としてフランスやヨーロッパの一部では高い評価を受けていましたが、その価値がより多くの人に知られるようになったのは、ドクターが亡くなった後のことでした。

ドクター・バロレの死後、妻子のいなかった彼の遺産は全て2人の姉によって相続されましたが、共に高齢の姉たちはセラーに残された膨大な数のワインを全て売却することを望みました。1969年初秋、当時Harvey’s of Bristol でワイン・ディレクターをしていた ハリー・ワフ(Harry Waugh = 世界的に活躍するワインコンサルタント、長年シャトー・ラトゥール/Chateau Latourのディレクターだったことで有名)は、地元のブローカーから相談を受け、セラーに残された約27,000本のワイン全ての買取り先を探すと同時に、それらのワインをオークションで売ることは出来ないかと考えました。そこでクリスティーズ・ロンドンのマイケル・ブロードベント(Michael Broadbent MW = マスター・オブ・ワイン、世界的に著名なワイン・ライター)に連絡を取り、ワフとブロードベントは残されたワインをオークションに出品することを検討しました。

ワイン自体のクォリティーの高さという点では、市場のニーズを獲得出来ることに強い確信を持ったワフとブロードベントでしたが、そこにはいくつかの問題点もありました。第一に、セラーに残された膨大な数のワインには、搬入当時から全く手付かずの状態で横たわっていたものとそうでないものがあり、両者の間には品質面でのばらつきがありました。また、すべてのワインをオークションに出品することは不可能な為、オークション出品用のワインを選抜する必要がありました。第二に、バロレワインは当時、フランスを含むヨーロッパの一部を除いては殆ど知られておらず、特にイギリスでは全く無名のブランドだったのです。更にこのセラーに横たわるワインは事実上「在庫商品」であり、それをそのまま売っても殆ど利益が見込めないだろうとの見解からも、コレクターたちの関心を惹きつける何らかの仕掛けが必要となりました。

 

セラーに残されたバロレワインは全て、スイスのアンリ・デ・ヴィラモン社(Henri de Villamont = サヴィニー・レ・ボーヌを拠点にするブルゴーニュのネゴシアン)が買い取る方向で話が進み、同社同意の下、その中のベストな状態のものはオークションで売られることが決まりました。膨大な数のワインの中から約2000本のワインが選ばれ、コンセプト作りの話し合いが行われた結果、「極めて優れたテースト、富、知識を持つ非凡な男が残した非凡な遺産」として、バロレワインの特異性と希少性を全面的にアピールすることで「プライヴェート・コレクション」のイメージを打ち出す戦略が取られることになりました。この約2000本のワインはCollection du Dr. Barolet と名付けられ、新しいラベルが貼られて年末のオークションに出品されることになったのです。   

特別オークションは1969年12月10日にクリスティーズ・ロンドンで行われることとなり、それに先立ってパリ、ジュネーヴ、ロンドンでは、一連のドクター・バロレ・コレクションのワインを集めた試飲会が開催されました。試飲会にはヨーロッパやアメリカからシリアスなコレクターたちが集まり、大変高い評価を得ることに成功しました。続くオークションも大成功をおさめ、ドクター・バロレのワインは、当時のネゴシアンものとしては異例なほどの高値で落札され、その落札価格はロマネ・コンティ(Domaine de la Romanee Conti DRC)のワインに匹敵する程のものとなりました。

現在、バロレ家の血縁者はワインビジネスから完全に撤退しており、マニアックなドクターが残したマニアックな遺産は、欧米のオークション市場でしか入手出来ない希少なワインとしてマニアックなコレクターの間で話題になっています。1969年のロンドンでのオークション成功後、残りのワインを所有するアンリ・デ・ヴィラモン社は、何度かにわたりその一部をコレクション・ドゥ・ドクター・バロレとして、欧米のインポーターやネゴシアンに追加リリースしましたが(アーサー・バロレの名前でリリースされているものもあります)、市場での需要は常に供給を上回り、一部の業界関係者とワインコレクター以外の目に触れることは殆どなかったようです。

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国際人のためのワイン豆知識

このコーナーでは、国際人として活躍される方や国際人を目指す方の為に役立つワインの豆知識をご紹介します。ワインの常識、非常識、海外旅行先でのワインの選び方、外国人との会食の席で役立つ会話などについて、ワイン初心者から上級者まで参考になる話題を提供します。

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オークションニュース・カタログ

全米のワインオークションの最新情報はこちらから。各オークションのカタログ全内容がPDFファイルにてご覧いただけます。

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ワインなんでもQ&A

ここではワインやワインオークションに関する皆様からのご質問にお答えします。素朴な疑問から専門的な内容まで、上記3カテゴリー以外の幅広いカテゴリーについてお答えします。

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ワイン市場は日々変動…

ワイン市場は日々変動しています。ワイン価格変動の背景には一体何が? オークション市場の傾向と対策、知られざる業界の実態や裏話などもこっそりお教えします。

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ワインオークションで注目の “あの”ワイン

一流と呼ばれる全てのものにストーリーがあるように、ワインにも数多くの逸話があります。ここでは最近オークション市場で注目のあのワインについて、その歴史や背景などの基本情報から、一般的にあまり知られていないコアな部分までを様々な角度から語ります。

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