ワインなんでもQ & A -「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とは?

ワインなんでもQ & A -「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とは?

Q: よくワインのラベルにヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes)と書いてあるものを見かけますが、これはどういう意味ですか? 例えば同じ作り手のワインでもヴィエイユ・ヴィーニュとそうでないものがあります。値段もヴィエイユ・ヴィーニュの方が高いように思うのですが・・

A: ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes = 欧米ではV.V.と略されることもあります)とはフランス語で「樹齢の高いぶどうの木」を意味し、英語ではOld Vineといいます。一般的に古木から採れたぶどうから造られたワインは、そうでないものよりもクォリティーが高いと言われています。ぶどうというのは長寿の植物で、大体120年くらいは生きるとされていますが、樹齢を重ねるごとに(20年目あたりから)木に成る果実の量が減少しはじめます。少ない果実や葉は十分に太陽の光を受けることが出来、また土の中のミネラルなどの栄養分も、ひとつひとつの果実に行きわたりますので、若木に比べてクォリティーの高いぶどうが出来ると言われているわけですが、現代のぶどう栽培では、若木に対しても刈り込み、剪定などを積極的に行いますし、実際にそれ程大きな違いがあるかどうかについては意見の分かれるところだと思います。

Vieille Vignesのラベル表記に関しては、フランスでは大体30-40年以上の樹齢のものを指しますが、実際その樹齢が古木と呼ぶにふさわしいかどうか、生産者によって随分意見が異なります。またフランスをはじめ他の国においても「古木」に関して特にこれと言った明確な表記基準はなく、場合によっては商業上の目的だけで使われることも少なくありません。しかしながら、ブルゴーニュやシャンパーニュをはじめ特にフランスの一流ワイン生産者の間では、古木に対して強いこだわりを持つところも多く(例を挙げればComte Georges de VogueDomaine PonsotGeorges RoumierJoseph Roty、シャンパーニュではBoillinger等々)、古木のぶどうから非常にクォリティーの高いワインが造られていることも事実です。

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